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「レティシア、嬉しいけど、我慢できなくなるから勘弁して……」
そういうとレギアスは私をギュウギュウと抱きしめてため息をつく。
「はぁ……、レティシア、愛してる。愛してるよ」
「れ、レギアス、息、苦し……」
レギアスは苦しむ私からさらに深い口付けで呼吸を奪うと、断ち切るように唇を離して私を転がし背中を抱きしめた。
「これで息できる? おやすみレティシア」
「ん、おやすみ、レギアス。好きよ。好き……」
抱きしめるレギアスの腕に顔をすり寄せながら呟くと、レギアスはまた深いため息をつき、私を抱きしめてそのまま動かなくなった。
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