8月6日(木)

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今日は早朝出勤でいつもより早く仕事場に行った。 \ピンポーン/ エレベーターに乗ると、後ろから何かの団体が乗ってきた。オーラで芸能人だと察し、距離をとる。 「おはようございます…おはようございます」 小さい声が聞こえる。隣を見ると彼がいた。 「え!!」 「シー!」 彼は人差し指を唇に当てる。 「どうしてここに?」 「何言ってるんですか、僕アイドルですよ。これから撮影です。」 「あ、そっか」 「今日の夜、会いませんか?」 「えー!」 「ちょっと笑」 「しょう、この子と知り合い?」 「まさか!ちが…」 「そうですよマネージャー。あの子です。」 「あ〜あの子ね笑」 頭の中ははてなマークで溢れていた。 「あのー、あの子ってなんですか?」 「あぁ!もう7階だから降りますね。今日の夜、待ってますから。」 「はい…」 変に嬉しい反面、なんとなく罪悪感があった。 だって彼はアイドルだから。
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