8. お笑い第七世代の受け取り方

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8. お笑い第七世代の受け取り方

 M1準決勝進出の25組が決まりました。  テレビに引っ張りダコな「ミキ」や「EXIT」「三四郎」等は準々決勝で敗退したようで、漫才とテレビはやはり別物だな…と実感しました。    バラエティー番組をご覧になる方は、去年から何度も「お笑い第七世代」というワードを目にしていると思います。  お笑い第七世代は2018年にM1グランプリ王者になった「霜降り明星」のせいやが、何気なくラジオで提案したのがきっかけで「七」という数値には特に意味がないそうです。  一方でメディアはうまく発言を活かし「第七世代芸人」というジャンルでテレビで紹介しております。  当初せいやは第七世代は20代を想定していたようですが、現在は年齢は関係なく活動時期などで分けられており、30代くらいの芸人は自己申告制みたいに運用されています。  何ちゃら世代は関係なく笑いを取れればいいじゃんと思ってましたが、第七世代代表と言われるコンビの芸風を見ていて気づきました。 「俺が俺がとガツガツ前に出ない」 「人を傷つける事を言わない」 「体はできるだけ張らない」    うーん……ああ……そうか……これは時代ですね。 「笑い」が変わってきてるんです…。    令和版人生ゲームの勝敗はお金ではなく、フォロワー数で決まるようになったのもわかりみ〜です。  結論…、体罰やイジメに発展するような、笑いの取り方がなくなるのは賛成なので、お笑い第七世代を応援します!  そして、M1決勝に進んで欲しいのは「ぺこぱ」かな。  ぺこぱが所属するサンミュージックは劇場がなく、今年はウィズコロナで営業ができないから、お客さまの前でネタをできる機会が少ない……かつテレビ業で忙しい中、ネタつくり本当に頑張ったと思います。  準決勝は12月2日だそうです〜。
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