年下男子と…

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「!」 ーーーそれって、もしかして…… 「あ、さすがにこれは察せるんだ。でも、そう思う反面、お姉さんが大事な存在になればなるほど兄を喪ったときのような思いをしたくないっていう気持ちがあるのも事実で……」 「うん、そうだよね。仕方ないと思う。だから焦ることはないんじゃない? ミハルくん、まだ二十歳超えたばっかりなんだもん。関係ははっきりさせられたし、それで十分だと思うよ。当面、軽い気持ちでわたしと付き合ってみれば?」 「……そういう扱いされて、お姉さん的には、イヤじゃないんですか?」 ミハルくんは、うるうるとした目でわたしを見つめてくる。どうやら、彼の方がそれはそれでイヤなんだろう。 「だって、すきって気持ちと、責任感を背負って一緒にいることは、イコールじゃないでしょ? 必ずしも結びつける必要はないと思うよ」
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