駅で寝る

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 翌週に金狐は家に来てお母さんとお父さんに挨拶をした。両親とも興味がない様子だったが金狐は妖術を使ったようだ。お母さんとお父さんは少しづつ子供のことに関心を持つようになった。 「もう彼氏がいるんだから駅で寝たらダメだよ」 「うん、でもどうして最初に会ったとき居なくなっちゃったの?」 「ああ、陰でずっと見てたよ。僕がそんな薄情なことするわけないじゃないか」  美裕は口角をあげた。   終わり
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