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友達から恋人
あらすじ
中学の2、3年の時一緒のクラスだった
永田淳と俺、花田直人はいつも一緒にいて何やるのも楽しかった。
高校に入ってからは別々のクラスになった。
1、2年の時は違うクラスだったけど最後の3年の時は一緒のクラスになった。また、あの時みたいに楽しみにしてた。けど・・・
俺は3年のクラス発表を見に行った。淳と同じクラスがいいと思いながら発表を見た。数人顔馴染みはいたけど淳の名前を探した。
「あった!淳の名前。俺と一緒の1組だ」
教室へ戻ったら、淳がいた。
「おはよう」と声かけると淳も笑顔で
「おはよう」と挨拶した。
「淳、最後の一年一緒のクラスで良かったな」
淳も「そうだね」って返事がかえってきた。
チャイムがなった。今日は入学式でもある。
体育館へ移動し席に座り新入生が入ってくるのを待つ。その間小さい声で雑談をしている。先生が「新入生が入ってくるぞ」と言い体育館内は静かになった。新入生が入ってくる。俺たちは拍手をして迎える。新入生も席に座る。
新入生にむける長い話しを聞いた後、クラスの担任の先生を発表する。
最後は、女の先生がいいな。と思いながら聞いていると男の先生で3年間一緒の先生だった。もう、がっかり。またかよ〜発表が終わり最後校歌を歌い教室へ戻る。皆、席に座って近くにいる奴と喋ってるけど、俺と淳の席は離れてて喋りない。
先生が教室に入ってきた。
「おはよう」
「おはようございます」
「今日は桜が舞って入学日和だな」と先生が言った。
そうだな。今日は桜が綺麗だ。
先生が「前の席から教材を届かなかったら言ってくれ」
先生が「全巻あったか」と言うと他の生徒が「ありまーす」と答えた。
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