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プロローグ
私、橋本美咲は独身喪女一直線……だったはずなんだけど、ある日突然姉の子供である“すず”(二歳)を押し付けられた。
すずの保育園探しから父親探し、すずの育児に日々の仕事。怒涛の日々は過ぎ去ってみればあっという間の出来事だったような気がする。
すずの父親である柴原圭佑さんはITベンチャー企業の社長で、”すずのため”という理由だけで同居することになった。
最初は上手くいかなかったりしたけど、すずのおかげもあって仲良く暮らせるように進歩。
お姉ちゃんのことはまたまたいろいろあったけれど、私と柴原さん、そしてすずの三人は、今も柴原さんのマンションで暮らしている。
一番の驚きは、私と柴原さんがお付き合いをすることになったこと。
これが吊り橋効果だとは思いたくない。
違うよね?
大丈夫だよね?
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