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赤い狂犬のリベンジ、麻衣の骨をボキる!~オリジナルバージョン/その10
赤い狂犬のリベンジ、麻衣の骨をボキる!~オリジナルバージョン/その10
「…おい、包帯はここに巻け!」
「ドアを開けろ!すぐ搬出するぞ!外のガードいいな?」
”ガラガラガラ…”
「五條先輩、学校側への目隠しは大丈夫です!」
「よし、本郷を運ぶぞ。ああ…、キミたち仲間の人は校門脇のタクシーの前に行ってろ。彼女はこっちで運搬するから…」
「はいー!…麻衣、しっかりね!」
「…本郷、お大事にな。また会おう」
「先輩…、お世話になりました。また後日…」
...
コトが済んだ後の作業は、まるで流れるように手際よくつつがなく進行した
麻衣は西咲学院の男子生徒数人に抱えられ、素早く校舎の外に運び出された
本郷麻衣は、合田荒子に手の小指一本を捧げた
だが同時に、荒子からは南玉総長復帰の言質を得た
とにもかくにも、麻衣の赤い狂犬への決着は終わった…
ー完ー
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