僕の愛する君へ

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 僕の宝物は、亜美からバースデープレゼントでもらったキーケース。  お金がなかった学生時代、彼女は笑顔で言っていた。 「お金に困ったら、売ってもいいよ。このブランドは使用済みでも高値で売れるみたいよ。」  学生の僕らには高価なブランド物だった。  
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