僕の愛する君へ

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 大学の単位を落とさない範囲でバイトも目一杯入れた。  バイトで仲良くなった亜美と付き合い始めたのは、この頃だった。  亜美は家庭環境が似ていたからか、すぐに親しくなった。  亜美は二つ年下で美容師を目指して専門学校に通っていた。  僕は公務員試験に合格して役所勤めになり、亜美は専門学校卒業後は美容院にインターンとして勤める事になった。  僕は土日祝日休みだが、亜美は平日休みだった。学生の頃はバイトが一緒になる事や休みを合わせる事も出来た。  次第にメールや電話中心の交際になっていった。      
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