ルフトリーゼ・ツァルトヴェルデ 追加設定

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ルフトリーゼ・ツァルトヴェルデ 追加設定

・過去 ドラヘインゼルでは魔物であるドラゴンが保護対象で攻撃を禁止されていたこともあり、彼女は幼い頃、必ずしも脅威を力で解決する必要はないということに気付いた。 里に近付いた魔物は気を引くなり弱らせるなりして遠くへ誘導し、不足した物はドラゴンに協力を得られなかった場合魔物に見付からぬように気配を消し穏便かつ素早く手に入れるようにしていた。 それで不自由はなかったが、魔晶華だけはどうにもならなかった。 ・ドラゴン 集落には共有のドラゴン兄弟がいて、ルフトリーゼはその2頭と仲が良い。 もし名付けなどが行われているのなら、名前は兄がヴォルキ、弟がヴェルク(wolkigとbewölkt、どちらもドイツ語でくもり、を語感調整したもの)。 ・興味 生まれながらにずっと近くにありながらも、竜人やドラヘインゼルについてを全く知らなかったため、その秘密について詳しく知りたいと思っている。 特に島の浮いている理由があるとされる龍王殿にはいつか入ってみたいと思っている。 ・信条 自分の役割は魔物を倒すこと以外にあり、自分には魔物を倒すための力は必要ないと考えている。それを否定されても仕方ないとは思っているが、それでもそのままでいるつもりでいる。 また秘密は絶対に守ると決めており、どれだけ小さな秘密であったとしても、決して漏らすことはない。それは例え偉い人物に対しても例外ではなく、寡黙な彼女が信頼されるのはそういった誠実な部分からである。 ・仕事 基本的に、未知の生物など危険度が予測できない場合の偵察や、魔晶華発見情報が届いた際にその真偽や詳細な場所などを知るために現地確認を行っている。ただその際に発見した魔物や魔晶華を処理する能力は持っていないため、彼女はそれらの処理を、得た情報をもとにクエストとしてカンパニーに出すことが多い。 またドラヘインゼルに住んでいたため、ドラヘインゼルとの仕事や交流関連の管理を担う一人でもある。 他には社長であるリヨルドへは絶対的な忠誠を誓っており、彼からのあらゆる命令に対して、秘密と道理に反しない限りは一切の疑問を持たず淡々と遂行する。その様がまるで魔導人形のようとも言われ、近寄りがたい原因の1つとなっている。 なお特にドラヘインゼルにおいて、ドラゴンがはぐれてしまった際、ドラゴンと仲が良かった経験や地理に詳しいこと、機動力が高いことなどを生かし、はぐれドラゴンを誘導し群れや集落に戻す仕事・活動も行っている。 ・ツァルトロッサ家との関係性 本家ツァルトロッサとは付かず離れずの関係性。 ・シルワ・ルトナとの関係性 シルワ・ルトナとは10年以上前の貴族の会合で一度だけ会ったことがある。お互い辺境に住まうあまり有力ではない貴族同士であったことから、子供だったシルワ側が無邪気に話しかけた。そのときに聞かれたことに秘密を除いて素直に話した結果、彼女に憧れられることとなった。 ・コンセプト 裏方に徹する、「例の件についてお話が」みたいなキャラクターのイメージです。 といっても、社長の右腕とかではなく、影の薄いモブキャラ的なイメージで、話のとっかかりに使いやすそうな感じです。またドラへインゼル方面の案内役などにも使いやすそうです。 シルワ=ルトナの憧れとして設定しようと思った際、彼女が憧れるならこういうタイプでした。子供で攻撃的なシルワに対し、大人で平和的なルフトリーゼという対比でもあります。 また、ドラヘインゼルのキャラがまだ少なかったので、ドラヘインゼルの設定を何か拾いたいと考え、「ドラゴンへの攻撃禁止」から、それへの対策の1案として設定してみました。地上ではなくドラヘインゼルではぐれたドラゴンなどを、攻撃せずに群れへと誘導する役割です。 風の弱化能力はドラゴンを落ち着かせるイメージから。
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