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妻(介護福祉士)
妻の仕事は、国家資格である介護福祉士だ。
お年寄りや身体の不自由な方の日常生活を支え、その家族の相談にのったり、専門的なアドバイスしたりする介護のプロフェッショナルだ。
生命、生活、人生を支える介護福祉士は厚生労働省が推進する地域包括ケアシステムのキーパーソンである。
妻のおかげで、社会復帰することができたといっても過言ではない。
愛する妻と子どもを残して逝った自分を想像すると卒倒しそうになる。
なぜ僕は生かされたのか。
妻と子どもたちを遺して死ねないと、どこかで願ったのか。
妻がいなかったら、今日の自分はない。
つまり、社会復帰は大変なものだった。
介護福祉士というプロフェッショナルに救われた。
いつの日か恩返しすることを心に刻んだ。
妻と子どもたち、兄弟、父母、お世話になった親戚に感謝する日々だ。
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