エピローグ

1/1
前へ
/4ページ
次へ

エピローグ

あれからもうすぐ一年が経つ。 あの少年はどうしているだろうか? コロナが原因で、しばらくの間、化石館に行く事すら出来なかったはずだ。 そのせいで、化石に対する情熱を忘れていないだろうか? ライバルとの関係は続いているのだろうか? 色々気になる事はある。 結局は名前も知らない少年なのだ。 僕が色々気にしたって始まらない。 だが、応援はしていたい。 彼が化石についての新しい発見をするかも知れない。 そんな未来を想像するとワクワクしてくる。 それもこれも、平和な日本があったればこそだ。 僕に出来る事なんて、たかが知れている。 それでも、次世代の少年・少女のために、平和な日本を守っていけたらと思う。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加