異世界に飛んでモンスターに襲われそうになり、一人の女の子に助けてもらい、酒場を手伝うことになった。

ルピスの酒場「エドリエール酒場」

「おはよう」
「おはよう」
「あっ」
　二人の女の子が入ってきた。
「ダリアとシェリナ」
「ルピス、早いわね」
「うん」

「この人は？」
「草原にいて、スライムと戦ってたから、助けたの」
「スライムと？」
「倒せると思ったらしいの」
「たくましいわね♡」
　魔女みたいな服を着た女の子がニッコリする。

「スライムは強いからね」
「ルピスも力だけは強いからね」
「力だけは？」
「あっ、それは良いの」
　ルピスがあわてて、手をブンブン振る。が、バランスを崩して、倒れる。
「きゃっ」
　むにゅっ。
　ルピスの胸がライナスの体に当たる。
「ご、ごめん」
「ああ、いや」

「どうやって助けてもらう？」
「力仕事ね」
「私、タイプかも♡♡」
　シェリナがうっとりする。
「シェリナ」
「分かってるわよ。名前は？」
「ライナス」
「ライナスか。よろしく♡」
　シェリナがウィンクする。ここから、エッチなドタバタストーリーが始まる。