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「早く着替えないと」
着替えて下に降りる。
「おはよう」
「おはよう。どう、制服?」
「ピッタリだよ」
「良かった」
ルピスが近づいてくる。胸の谷間が見える。
「また、私のおっぱい見てる。そんなに私の体見たいの?」
「そういう訳じゃ……」
「今なら見せても良いよ」
ルピスが胸の部分の服を下げる。
「あー!ルピスをたぶらかしてるニャ!」
ドゴッ!
「ぐぁっ」
ライナスはまた吹っ飛んだ。
「何してるニャ!」
「いってぇ」
「ルピスの体を見るなんて。最低ニャ!」
「違うの。私が見せたの」
「なんでニャ? こんな男に」
「それは……」
(好きだなんて言えない)
「それで本当に働くニャ?」
「料理を作ってもらうことになったから」
「食べてみるか?」
「それが良いよ」
「……分かったニャ。食べるニャ」
マリナが食事を食べる。
「なんなのニャ? これ、なんなのニャ?」
「まずかったか?」
「逆ニャ! すごく美味しいニャ!」
「そうでしょ?」
「悔しいニャ。私の料理でもルピスを笑顔に出来なかったのに……」
「そんな」
「何か入ってるニャ?」
「何も入れてないよ」
「信じられないニャ!」
「信じてあげて」
「仕方ないニャ」
マリナは歩いて酒場を出た。
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