15.甘やかしと言う名のお仕置き*

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「でも……しゅ、修太郎(しゅうたろう)さんっ、い、一緒にお風呂はっ」 「もう式も目前です。それが終われば僕たちは晴れて一緒に住めるようになるんです。そうなったら……僕は毎日でも貴女のお身体を洗って差し上げたいと思っています」 「ま、まぃっ!?」  毎日が言えなくてキュッと身体をすくませた日織(ひおり)をそっとベッドに下ろすと、修太郎はもう一度彼女の耳元で「はい、毎日。すみずみまで」とささやいて。  日織は真っ赤になってそんな修太郎を見上げると、 「そ、そんなことをなさったら……わっ、私もっ! しゅ、しゅーたろぉさんの……お身、体(から、だ)っ、す、すみずみまで洗っちゃうんですからねっ!?」  と精一杯の反撃を試みた。  修太郎はクスッと笑うと「それは楽しみです」としている日織のおでこに口付ける。 「日織さんは僕がどれだけ貴女を愛しているか……お知りになりたいんでしょう?」  元より修太郎にそれを隠すつもりなんてない。 「僕に何をして欲しいですか? ねぇ、今日はご自身の口でちゃんと教えて?」
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