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まだ、だめ……
⚠︎ダイレクトな言葉、赤ちゃん言葉を含みます
さっきから瑛何やら胸を自分で揉んでいた。直が何をしているか尋ねる。
「いやぁね、男でもおっぱい出るとかってネットで見てさぁ。まじかな、と思って試してた。」
まさかの回答に直は苦笑いをうかべた。
「いや、そんなわけ無いでしょ……」
「えーだってさぁ、母乳出てシャツとか濡れてたらエロくない?」
意味のわからない思考を力説する瑛。
「いや、んー……どうかな。」
「とりあえず、俺が自分でやっても無理そうだし、なおくん触って?」
突然そう振られたのがつい30分前のこと。最初は瑛の好奇心に付き合ってやるかという程度で胸に触れていたが、そのうちいつものように煽られてしまった。
「……直くんはホントにママのおっぱいが好きでちゅね〜」
Tシャツをたくし上げて胸に顔を埋め、ツンと尖った乳首を口に含んで舌で転がす。
もう片方は乳首に付けているシルバーのピアスを引っ張ったり揉みしだいて刺激。
「はぁっ……んぅっ……そんな吸っても…直ママはおっぱい出ないの……ンンっ、ごめんね?」
「べふに……れなくていい……」
こんなエロい体で母乳まで出てきたらエロすぎて耐えられないと直は瑛を見上げる。
「おっぱい……好きだもんね?」
「……んっ、はぁ。“あき”の、だからね。」
「そ、そんなこと言ってもなんも出ないからなっ」
瑛はどことなく恥ずかしいような、嬉しいようなそんな表情をして俯く。
「いいよ……それより、入れたい……」
実はさっきから胸への刺激と同時に瑛の後孔も同時に解していた。瑛の先走りが潤滑油替わりとなり、既に直の指を余裕で3本咥えこんでいた。
「ふふ、ママのココに戻りたいんでちゅか?こんなにおっきさせて……可愛いでちゅね〜。」
ココと指さしたのは瑛のお腹。子宮などは男に存在しないが、この場合はきっと中出しを求めているという解釈だろう。
「ん……」
短く頷く直を見て、瑛は大胆に足を広げ、濡れそぼった後孔を指で広げて直に見せつけるように腰を浮かせた。
「いいよ……ほら、直くんのだぁいすきなママのお腹の中においで。」
簡単に煽られ、直はじかに後孔へと己を宛がった。すでに臨戦態勢のソレを瑛の後孔はなんの抵抗もなく先端部を飲み込んだ。
「あき……」
「よちよち、直くんいい子だからママがたあくさん可愛かってあげまちゅからね〜……んんッ」
「入れるよ……」
ゆっくりと腰を進める。ズブズブと簡単に呑み込んでいく内部は既にかなり熱くなっていた。
「ンンっ、はぁっ……直くんのこんなに立派になって……ママ嬉しい……♡」
とろんとした目をしながらうっとりしたように言う瑛。まだそんな事を言う余裕が有るのかと判断した直は一気に奥まで腰を進めた。
「んぁぁっ……」
「せま……あき、もう少し緩めて」
内部が絡みつき侵入を拒もうとする。瑛は仰け反りながらつま先に力を入れている。
「ふぁ……できな……あっ♡」
少しだけ強引に奥まで腰を進める。
ぱちゅぱちゅと音をさせながらかき回せば瑛はヨダレを垂らしながら喘いだ。
「んぁっ、す、すごい……なおくんのちんちんとぉ……いっぱいちゅーしてる……♡」
既にさっきまでの余裕は無いようで、呼び方が元のなおくんに戻っている。
そこからは直の反撃と言ったところで中を穿っていると瑛が思い出したかのように言った。
「んっ……今度はママがしてあげる……からね♡」
瑛は直に寝っ転がるように指示をしたので、その通りにしてやると、今度は瑛が上に乗り、腰をくねり始めた。
「ふっ……みて、なおくん……なおく、んのちんちんがぁ♡ママのお腹の中にたーくさん入ってるの、ちゃんと……みてぇ……♡」
「んっ……」
何とも煽情的なソレに直はさらに己を膨張させた。
「あぁんっ……なおくんのまたおっきくなったぁ♡ママの中……はぁん、きもち……いい……?」
「堪んないっ……あきの中、すごいうねって……っはぁ、気持ちいいよ。」
「嬉しい……♡なおくんがぁっ……気持ちいいと……俺もきもち、いい……♡」
直の膝に手を置いて上下に体を揺する瑛。
「あきっ……俺もうっ……」
「まだ、だぁめ……。いい子の直くんはもう少し我慢できるよね?」
上に乗り腰を振り怪しげに笑う瑛。内部は熱く蕩け直を甘く締め付けながら蠢く。
「はぁっ、あっつー……」
「うっ、く……もう、ほんと、出るっ……出ちゃうよ、あきっ……」
上で腰を振る瑛の細い腰を掴んで下からグンと奥の方を穿つ。
「んぁっん、まっ……待って深いぃ……♡」
瑛の身体から力が抜け、体重と相まって深くを貫くように繋がる。そのまま突き上げながら呆気なく直は果ててしまう。
「ふ……あぁン……ま、まだ……だめって……言ったのに……なおくん……のばかぁ♡……はぁん……♡……俺まで……イっちゃ、ったじゃんかぁ……」
蕩けきった目で睨まれて吐息を洩らしながら直の胸に埋まる瑛。
中は未だにうねり、絡みついてきて離れようとはしない。
「なおくんのせーえきで赤ちゃんホントに出来ちゃうかも……♡」
冗談まじりに笑いながら言う瑛のそんな様子を見て直はすぐにまた己の質量を増してしまう。
「んぁっ……な、んでまた……でかくして……」
満更でも無いくせに敢えてそんなような事を言う瑛。簡単に煽られ、簡単に熱を体に灯すのは2人とも同じだ。
「今度は普通に抱きたい。ダメか?」
「ダメなはず、ない。なおくんとなら何回でもしたい……」
どちらともなく口付けを交し、今度は普通の瑛と直として肌を重ねた。
《終》
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