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コラボ企画(3)
第三章 : 姉と弟…のような
「なぜ貴女がこの様な場にいらっしゃるのですか?
あぁ!もしかしてお祖父様の代理か何かですか!?」
「あらあら?随分な物言いだこと。そんな事言う子に育てた覚えないんだけどなぁ」
「貴女のような方に育てられた覚えは一切無いのですが…」
「ほんっと冷たいのね……昔はあんな可愛かったのになぁ。ねぇ覚えてる?涼ちゃん、子供の頃は本当に小さくて可愛いかったのよ?勿論、アソコだって……」
「!? ちょ、ちょっと待て凉ネェ!?
い、今それ言うタイミングじゃねーだろーがっ!!」
「うふふ。やっと「凉ネェ」って呼んでくれたね♪
涼ちゃんってば赤くなっちゃって、ほんと可愛っ♪」
「ったくよぉ!これだから凉ネェとは会いたくなかったんだよな……」
「ところで涼ちゃん?あの娘とはどぉなってんのよ?」
「あの娘?」
「美月ちゃんよ、美月ちゃんっ!!」
「!?な、なんで知ってんだよ!?」
「私の情報網、ナメないでくれる?
ねぇねぇ!写真とか持ってんでしょ?ちょっとお姉さんに見せてみなさいよ!」
「んなもん、持ってるわけねーだろーがっ!
それにお嬢とは…まだそんなんじゃねーから……」
「ふ~んそぉなんだぁ。まぁ振られないよう、精々頑張んなさいよ!
まぁ、もし振られちゃったら私が涼ちゃんのこと貰ってやってもいいけどね♪」
「アホか!ってんだ…ったくよぉ」
「それでは皆様、定例会を開始させていただきますので、まだお集まりでない方がいらっしゃれば、早急に鳳凰の間にお集まり下さいますようお願い申し上げます」
「さてと!じゃあ気持ちを切り替えて行くとしましょうか。真柴副社長さん!」
「ええ、そう致しましょう。地主園次期専務執行役員殿!」
そう遠くない未来。真柴建設と地主園グループの才能溢れるこの若き二人の手により、合同チームが組まれることとなるが……それはまた別の機会にでもお話すると致しましょう。
_______________fin
文:肆厘いつか様
絵:一ノ瀬愛結
✄- - - - - - キ リ ト リ - - - - - ✄
如何でしたか?
真柴をご存知の方は、いつもと全く違う雰囲気に驚かれたのでは(´艸`*)
常にクールを決めてる奴にこんな顔をさせられるのは、世界中で凉袮さん只一人だと思います(笑)
いつかちゃん、コラボにお付き合いいただきありがとうございました!
今回も楽しかったです...♪*゚
また、宜しくね💕
2021.3.17
![081a176a-2762-4a1c-89b5-dde52e43b9fb](https://img.estar.jp/public/user_upload/081a176a-2762-4a1c-89b5-dde52e43b9fb.png?width=800&format=jpg)
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