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きわどく押し広げられた襞と溶かされた肉壁だけで、目も眩らむような快楽と恐怖をすべて受け止めなくてはならないのだ。
「んんーっ!んぐっ、むぐぅーっ!」
ミチミチと太い楔に貫かれ、頭から大きな枕に突っ込む体勢のアザミが、たまらずに苦悶の声を漏らす。
ようやく根元まで納められたところで呼吸を整えていたアザミであったが、ざらつく厚い両手のひらに巨乳を包み込まれるように揉みしだかれ、深の屹立をきつく締め付けてしまうことで大きさや形状を意識させられた。
「んううぅっ!……ひっ、やだっ、いやだあっ」
「くっ……アズミ、つらいのか?」
深に問われたアザミが顎を引いて枕に埋めた口の位置をずらすと、空気を求めながら震える声で呟いた。
「……ふうっ……どうしよう……深さんのデカすぎて、内側いっぱいで、すげぇ苦しいのにっ、体の奥が勝手にギュウギュウって締め付けて、すげぇ悦んで離そうとしないの……なんだか俺の体じゃねぇみたいで、こわいよ……っ」
年上の男が奥まで貫かれながら半べそをかく痴態に激しく嗜虐心をかきたてられながらも暴走しないように耐えていた深に、アザミが不安気な小声で追い打ちをかける。
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