同棲なのか、同居なのか

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「晴香、起きて。今日は月曜日だよ。」 「ん…」  目を覚ました晴香は、ここがどこか思い出し、慌てて起き上った。 「おはよう。奏、起こしてくれてありがとう。」  急いで支度をしてキッチンに行くともう朝食の準備が出来ていた。 「ごめんね。作らせて。」 「晴香、俺たちは対等なんだから気にするな。俺は晴香に家政婦になって欲しいわけじゃないんだよ。」  晴香は、言葉を間違えていたと気付いて、言い直した。 「ありがとう、奏。いただきます。」  晴香の会社まで、マンションからだと直通電車があるため、今までのアパートより近くなった。  それでも7時半には出かける事にした。 「奏、行ってきます。帰りは多分、定時だけど奏は?」 「多分、夕食は家で食べられないから。」  仕事が忙しいらしく、帰りが遅いと言われ、ちょっと残念に思った晴香だった。
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