ダ・ン・ナさまっ♪

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**** 「マジでふざけんな。こんなになるまで飲むなよ、これから半年間禁酒しろ馬鹿。」 「ごめんなさい~…、禁酒は無理〜〜〜…、」 タクシーから降りると、あたしの足はフラフラで、京吾くんに隣で支えてもらわないと歩けない状態になっていた。 しかも、さっきまでのハイなあたしはどこへやら、しばらくタクシーに乗って頭が冷えたのか、なんだか猛烈に恥ずかしくて、申し訳ない気持ちでいっぱい。家に入ると、京吾くんはあたしにお水を持ってきてくれた。 「全部飲めよ。酒はどれくらい飲んだわけ?」 「生のジョッキ2杯と、…………えと、ワインをグラスで2杯と、日本酒をたぶん…………………5合、」 「はあ!?5合!!?」 あたしの回答に京吾くんは目を見開いて、思いっきり眉間に皺を寄せた。 うう…ですよね、こんな馬鹿みたいな飲み方してすみません…。あたしが面目なくて俯いていると、京吾くんは呆れたようにため息をついた。 「自分の飲める量ぐらい知ってんだろ。大学生じゃあるまいし、後先考えずに飲むな。」 「ごめんちゃい…、」 「真面目に謝れ馬鹿、家から蹴り出すぞ。」 京吾くん、目がギラリ。 あわわわわっ、怖い怖い怖い怖い怖い!!! 「ごめんなさい。これからは、ちゃんと気を付けます…。」 あたしが慌てて謝ると、京吾くんはため息をつくだけで、何も言葉を発しなかった。 京吾くん… 「…あの、おこってる??」 あたしがそっと訊くと、京吾くんはテーブルに頬杖をついたまま、じっとこっちを見た。 「…怒ってるっていうか、胸くそ悪い。」 あぅぅ… あたしはモジモジしながら口を開く。 「…あのね、きょうごくん。あたし、意地はってたの。きょうごくん、あたしが他の男の子と2人で飲みに行っても平気そうなんだもん。嫉妬とかしてほしかったのに、だから、なんか…むーーって思って…。 それに最近イチャイチャも少ないし、だからっ、京吾くんなんてもう知らないっ、飲み会に行ってやるーーって…。」 ここから先は頭がうまく回らなくて、言葉が出てこなかった。ん…、なんていえばいいかなぁ…。 あたしが頭をぐるぐるさせていると、京吾くんはまたため息をついた。 「…平気なわけ、ねーだろ。」 ほえ?? あたしがぱっと顔をあげると、京吾くんはチッと舌打ち。
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