第4話

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「森山さん!森山さん!」 驚いて振り向くと、声の主は佐藤だった。 「教科書見せてもらっていいですか?」 まっすぐな目でユリカを見ている。 「俺、教科書忘れちゃって…」 「あ…、うん…。鬼山なのに大丈夫?…じゃあ、一緒に見ればいいね…。」 2人は、机をつけて授業を受けることになった。 …よりによって、この授業で教科書を忘れるなんて、これでもかってくらい怒られちゃうよ!? そんな佐藤に、居心地の悪さすら感じるユリカだった。 第5話に続く➡
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