『落とし物』

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「-----…」 は、と気が付くと、私は橋の上に立ち尽くしていた。時間を確認すると、最後に確認した時からさほど経っていない。振り向くと、和菓子屋の木彫りの看板が見えた。 「…………」 頭をかき、私は帰社すべくビジネスバッグを肩に下げ直した。
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