力に呑まれた少年

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中に入り暫く歩いた頃か、奥に進むとそこには剣を持ちこちらを睨んでいるマァム君、そして端には鎖に繋がれ捕われているマドレーヌさんの姿があった 尚也「マドレーヌさん!」 俺はすぐにマドレーヌさんを助けようとしたが、それは叶わなかった マァム「おっと、そこまでだ…助けたいなら僕を倒してからにしないとねぇ」 クリープ「マァム君、あなたいい加減にしなさいよ?あなたがしてることはわがままと一緒よ好きな人の幸せを祝福できないの?」 マァム「できないね、僕はココアお姉ちゃんと結ばれるために毎日頑張ってきたんだ…なのに…なのにこんなぽっとでの男に…ココアお姉ちゃんは!」ブォン!…ガギィン! マァム君はクリープからの問いに答えると次の瞬間、俺に短剣を投げつけてきた即座に剣で弾いたが…状況を見るに話し合いで終われそうにないだろう 俺は剣を抜くと対峙し、勝負を挑んだ 尚也「マァムよ、来い!」 マァム「臨むところだ、泥棒野郎!」ダッ! マァムは剣を持ち俺に斬りかかってきた、いよいよ重要な一戦の始まりである。
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