力に呑まれた少年

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尚也side〜ガァン!ギィン!ドガァ!ガララ… 戦いが始まり暫くした時か、俺はその中で相手の剣を持つ力が緩くなっているのに気がついた 俺はそのチャンスを逃さまいと大きな一撃を入れた、剣は弾かれ相手は隙だらけである 尚也「お前の負けだ!マァム!」ブォン!… マァム「ひっ⁉︎…」 尚也「…なんてな、斬るわけないだろ?ココアが弟みたいに思ってる子なんだから…だが負けは負けだ男なら潔く認めなさい」 マァム「ああ…嫌だ…嫌だ嫌だ!僕は負けてないいいい!」キュポ…ゴクゴクゴク…ぷはぁ 俺は剣を寸止めにし、負けを認めるように言った…しかしマァム君は負けを認めようとせず懐が謎の液体を取り出すとそれを飲み干してしまった マァム「グギ…ギギギ、ロス…尚也…ロスゥゥ」パァァァ… 尚也「…おい嘘だろ…」 その瞬間、眩い光に包まれたかと思うと俺はその光景に目を疑った マァム「ウが…ガァぁ!」 彼は目は赤く光り、背中からは無数の剣が触手のように生えていた 尚也「ちっ…誰から何を貰ったのかは知らねえけどよ、そんなのに頼ったところで勝ったとは言えねぇんだよおお!」ガァン!ドガァ!! クリープ「…私たちも行くわよ!みんな!」 ココア「うん!」 ミルク「ええ!」 ミルフィーク「ええ!」 第二戦が始まるとクリープたちも参戦してきた、この参戦はありがたかった、一戦目とは違い全ての動きが違う、相手を本気でしとめにきた動きだ ココア「ごめん…マァム君…ファイアーアロー!」 クリープ「いい加減に目を覚ましなさい!マァム君!」がギィ! ミルク「…ディフェンスアップ!」 ココアたちやクリープたちも一撃を入れるが、通っているのかはわからない…すでにマァム君は理性を失い言葉を発していないのだ、一撃一撃も重く鋭い喰らえば間違いなくやられる マァム「うが!ウガァァ!」ザシュ!…ガァン! 尚也「うぐ!…くそ!」ガァン!ギィン! マァム君の一撃が掠り、掠った箇所からは血が出ている、しかも俺はたしかにマァムの胴体に一撃を入れたのに相手に刃が通っていないのだ。 おそらく先程飲んだ液体の影響なのだろう、おそらくあれは身体能力を上げる薬か何かだ このままではマァム君の身体がもたない、なんとか彼を止めねぇと。
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