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ガァン!ギィン!バフォォ!…ドガァ!
剣や魔法がぶつかる音がこだまする
マァム「うああああ!」ブォン!ズシャア!
尚也「ぐっ⁉︎…」
相手に隙が生まれだしているとはいえ鋭さは変わらない、そのため時折マァム君の攻撃をもろに喰らってしまう
ミルク「尚也君!…ヒール」パァァァ…
すぐにミルクの回復魔法を受けるがミルクの魔法力も無限にあるわけではない、そのため俺たちは同時攻撃にシフトをチェンジした。
俺とクリープが両サイドから一撃を入れると、同時にココアが正面から魔法で叩く
マァム「グギィィ⁉︎」
うめき声は悲鳴のようなものが混じりだした、また蓄積したダメージによる影響なのかマァム君の剣の体や触手の剣にはヒビがみえてきた。
この調子でいけば、止められるのもすぐだろう動きも鈍くなりだしている
マァム「…ウガアアアア!」
マァム君はその中で触手や持っている剣を大きく振り上げた、この戦いが始まって一番の好きである、ココアはその隙を逃さなかった
ココア「…ごめんね、マァム君…」パァァァ…バギィン!
ミルク「ココア、ナイス!」
マァム「グゥ⁉︎ウウウ⁉︎」がギィ!ガシャ
ココアはマァム君に拘束魔法を唱え、一気にマァム君の動きを封じ込めた
マァム君は激しく抵抗するが、ココアの魔法は解けない
ココア「早く!早くマァム君に一撃入れて!」
クリープ「もちろん!」
尚也「ああ!…でゃあ!」
クリープ「それええ!」ガギィン!、ガァァン!
ミシッ、パキッ…パキッ…バギッ
マァム「ウオオオオ⁉︎ウウウ⁉︎」ガシャ!ガシャ!
俺たちは両サイドから一撃を入れ、マァム君に斬撃を叩き込んでいる
そのおかげか、軋むような音からヒビが大きくなるような音に変わりつつある
マァム君は激しく抵抗しているが背中の触手事拘束されているため、攻撃を入れることが出来ない
俺たちはそんなマァム君に最大威力の攻撃を入れ続けた。
ミシッ…パキパキパキ…バギィン!
そしてついに、背中の触手剣全てが砕けた後は本体だけである
ココア「やった!」
マァム「ウゴオオ!」ガギィン!
だがマァム君はココアのわずかな集中力の隙をつき拘束を自力で破ると剣を構えて俺に走ってきた
俺も剣を持ち、マァム君に対峙する
ガァン!ギィン!…ガァン!
再び剣を撃ち合う音がこだまする…
そして…
尚也「…そこだああ!」ガァン!ガララララ!
俺は撃ち合う途中の隙をつき、下から薙ぎ払って相手の剣を弾いた
マァム「うああああ⁉︎」ブォン!
尚也「……ごめんなマァム君…」バギィン!…ズガァァン!……
マァム君が最後の抵抗と言わんばかりに短剣を投げってくる、俺はそれを弾くと一気に間合いを詰めマァム君のその本体の胴体に本気の一撃を入れた…
マァム「ア…アァぁ…」ピシッ…ガラ…ガラガラガラガラ!…カラン
ヒビが入る音ともに、そのからだはガラガラと音を立てて砂煙をあげながら砕け散っていった。
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