タク(4)
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タク(4)
母は、家庭的な人だった。 学校から帰ると、よく、家の中に、黒糖入り蒸しパンの匂いが漂っていた。 母のお手製で、俺と姉の大好物のおやつだ。 料理もうまかった。 朝食も、学校に持っていく弁当も、夕飯も、母の作る料理には「子供に美味しいものを食べさせたい」という気持ちが詰まっていて、いつでも楽しみだった。 両親を思い出す時は、いつでも笑顔しか浮かんでこない。
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