タク(7)
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タク(7)
でも、父は、そんな俺を否定したり、馬鹿にしたりすることは一度もなかった。 それどころか、俺の背中に手を当てて、こう言ってくれた。 「自分の好きなものが分かっているなら、それを気の済むまでやるといい。外野の野次があっても、気にするなよ。父さんは、全力でタク(俺の名前だ)を応援する!」 こんな父を持って、俺は本当に幸せだと心の底から思った。
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