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「わたしは上手い……ので、一人でも歌う。あなたたちは、指を咥えるなどして、そこで見ていればいい」
あなた誰!
カラオケに着くと、見知らぬ女性が乱入。
えらくたどたどしい話し方ではあったが、歌は上手かった。
「悪くない」
一人は紅茶を手に足を組んでいる。
「駆逐……駆逐してやる……駆逐して……」
カラオケ店で何を駆逐する気なのか、物騒だ。
「前進せよー!」
あなたはどこにいっちゃうのよ!
何故かコスプレイヤーたちと不倫することになった俺。
【YOASOBI】との繋がりが分からないまま時間を過ごすと、モザイクチャンネルに直行した。
もう俺を謎を解明してくれるのはここしかない。
モザイク3:こんばんは!
モザイク1:よう、モザイク。
(安定のモザイク)
モザイク2:類友イベントは制覇したのか?
モザイク3:いやーそれが
モザイク1:何かあったのか?
なにかあったというよりも、何が何やら
モザイク2:君、名前変えるの好きだしね!
モザイク3:それはまあ。
モザイク2:で、なにかあった?
二人に事情を話したところ……。
モザイク3:何繋がりなんですかね?
モザイク1:それは恐らく【MAD】だな
(実は、作者の勘違いである)
モザイク2:たまにあるね、そういうやつ
あっていいのだろうか?
どう考えても、プレイヤーにはわからない!
モザイク1:俺もそう言えばフライという名前にした時あったなあ。
モザイク3:フライ? 揚げ物ですか?
モザイク1:そうそう。俺は野球のつもりだったんだが、フライの被り物した奴らが来たんだ。
(それはMADとは関係ないんじゃ?)
モザイク2:なんでそんな名前にしたんだ。
(同感である)
そこへ、一人参入。
モザイク103:やあ、愉快なモザイクたちよ。
モザイク1:おー昨日ブリ。
モザイク2:仕事帰り?
モザイク3:こんばんは。
モザイク103:そう。このご時世、死ぬまで働かされるからな。
(人生100年時代!)
モザイク1:大変だねえ。
(君たち、自宅警備員だしね)
モザイク103:モザチャの主共は、どうやって生活しとるんじゃ?
モザイク2:俺は三フリのゲーム実況
(観るやついるのか⁈ そんなもの)
モザイク1:俺は株だ
モザイク103:家から出る気はないのかの⁈
俺は究極のインドア派について学び、とりあえず名前を変えることにしたのだった。
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