9・類友イベント2

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「わたしは上手い……ので、一人でも歌う。あなたたちは、指を咥えるなどして、そこで見ていればいい」  あなた誰!  カラオケに着くと、見知らぬ女性が乱入。  えらくたどたどしい話し方ではあったが、歌は上手かった。 「悪くない」  一人は紅茶を手に足を組んでいる。 「駆逐……駆逐してやる……駆逐して……」  カラオケ店で何を駆逐する気なのか、物騒だ。 「前進せよー!」  あなたはどこにいっちゃうのよ!  何故かコスプレイヤーたちと不倫することになった俺。 【YOASOBI】との繋がりが分からないまま時間を過ごすと、モザイクチャンネルに直行した。  もう俺を謎を解明してくれるのはここしかない。 モザイク3:こんばんは! モザイク1:よう、モザイク。 (安定のモザイク) モザイク2:類友イベントは制覇したのか? モザイク3:いやーそれが モザイク1:何かあったのか?  なにかあったというよりも、何が何やら モザイク2:君、名前変えるの好きだしね! モザイク3:それはまあ。 モザイク2:で、なにかあった?  二人に事情を話したところ……。 モザイク3:何繋がりなんですかね? モザイク1:それは恐らく【MAD】だな (実は、作者の勘違いである) モザイク2:たまにあるね、そういうやつ  あっていいのだろうか?  どう考えても、プレイヤーにはわからない! モザイク1:俺もそう言えばフライという名前にした時あったなあ。 モザイク3:フライ? 揚げ物ですか? モザイク1:そうそう。俺は野球のつもりだったんだが、フライの被り物した奴らが来たんだ。 (それはMADとは関係ないんじゃ?) モザイク2:なんでそんな名前にしたんだ。 (同感である)  そこへ、一人参入。 モザイク103:やあ、愉快なモザイクたちよ。 モザイク1:おー昨日ブリ。 モザイク2:仕事帰り? モザイク3:こんばんは。 モザイク103:そう。このご時世、死ぬまで働かされるからな。 (人生100年時代!) モザイク1:大変だねえ。 (君たち、自宅警備員だしね) モザイク103:モザチャの主共は、どうやって生活しとるんじゃ? モザイク2:俺は三フリのゲーム実況 (観るやついるのか⁈ そんなもの) モザイク1:俺は株だ モザイク103:家から出る気はないのかの⁈  俺は究極のインドア派について学び、とりあえず名前を変えることにしたのだった。
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