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第一章 日常
ピピピ…ッ
私『ン-ッ…ハァ寒っ』
早朝5:00
私の朝はいつも早いその理由は幾つかある
私『さぁて…先に朝ごはん作り始めますか…』
朝が早い理由その①朝食を作る為
自分一人分ならカロリーメイトとかで済ませるけれど
同居人が1人いる為そうはいかない
その為いつもこの時間になるのだ。
私『とは言いつつ晩の残りと冷凍食品チンするだけなんだけど』
そして朝が早い理由その②家から学校が遠い同居人を起こす為
私の朝が早いのはそれが最もの理由だと思う。
同居人である麗白(マシロ)は3年になる女子高生なのだけれど
1人じゃ起きれないし朝ご飯も食べれない為に私が先に起きて
全てをしなければいけない。
コンコンッ
私『麗白そろそろ起きろーッ』
麗『ンンッ…ヤーダ』
私『やーだじゃねぇよ学校今日からテストなんだろ』
麗『…チッ テストで人生決まるわけじゃない』
私『今舌打ちしたろテメェ』
麗『柚稀(ユズキ)だって仕事サボってんじゃん』
私『私は有休だちゃんと今まで働いてきた当たり前の褒美だ』
麗『あー言えばこう言う…』
私『朝ご飯だって弁当だって作ってやるんだからはよう起き』
麗『分かったよ…起きればいいんでしょ起きれば』
私『顔洗って着替えて来いや美味い味噌汁あるからな』
麗『はぁーい』
麗白は偉く気の抜けた返事をしながら洗面所へと向かった
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