第1章 手紙

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時方たちは、依頼者の家へと向かって、歩いていた。 時方「ここかね、三津夫君。例の遺言を残して亡くなった方のお宅は?」 三津夫「はい、そうです。ここが、判示物(はんじもの)さんのお宅です」 玄関のドアの辺りに、二人が、たどり着いた時、中から、一人の女性が出てきた。 女性「お待ちしてました、三津夫さん」 三津夫「こんにちは、数九子(すくこ)さん。こちらが、探偵の時方さんです」 数九子「あらためまして、数九子と申します。遺言の件、宜しくお願いします」 時方たちは、応接室に案内された。
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