鍋パ

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どうしようかな 冷蔵庫から水を取り出していると キッチンにいる、ゆきの呟きが聞こえた 「どうした?」 ゆきが越してきてから、キッチン周りが充実した 「週末、鍋でいいかなぁ?」 「あぁ、いいねぇ。時期的にもいいんじゃない」 週末に美樹を呼ぶって言ってたっけ 「一美さんも、仕事終わったら来てくれるって」 「そうなんだ」 「もう1人、誰か連れてくるようなことも言ってたけど」 「・・・誰かって、、」 全く、この人は。。 「あ、私がまだしっかり聞いてないだけで、変な人ではない、、と思う・・・」 「ゆきがいいなら…いいけど」 「しょうちゃん、その日大丈夫?」 「うん、呼び出しがなければ。買い出しとか手伝うから言ってね」 「うん、ありがと」 「もう寝る?」 「うん」 「どっちで?」 「しょうちゃん、誘ってる?」 「だったら?」 「うぅ..この状況じゃ拒否れない」 さりげなく、腰に腕をまわし 今にもキス出来る態勢だ 「そう?嫌ならそう言ってく……」 甘いキスの返事が返ってきた。
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