それとこれとは話が別や

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「じゃ、いこっか、 椋橋くん。 ミスコン始まるよ。」 逢坂オーナーが言うから 時計を確認してみれば、 ミスコンまで残り15分。 そろそろ行かな本気で 間に合わんな。 「・・・・そうですね、 いきましょか。」 俺は、すっと前を見た。 瑠璃ちゃんにアドバイス したんなら、俺がドンと 構えて、 瑠璃ちゃんがもし アドバイス通りにして えらいことになったとき、 受け止める余裕がないとな。 よしゃ、 気合い入れ直そ。 「逢坂オーナー ちなみに講堂はこっち ですから。 オーナー全然真逆に 進んではりましたよ(笑)」 「えっ(笑) ははは、僕、地図読むの 苦手なんだよねー。 さっき一応校内地図 確認したんだけどなー。」 俺、 ほんまええオーナーの 元で働けてよかったわ。 瑠璃ちゃんも、 あずちゃんも、 俺も、 このオーナーの近くに おれたら、まだまだ なんか成長できるかもな。 さーて、 これからも、 オーナーの期待に 応えられるように 頑張りますか!
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