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「よう、久しぶりやな!ゆうと」「ほんま、久しぶりやな!」とたわいのない会話をし、「なあ、夜景きれいなとこいかん?」とけいいちろうは言った。僕も夜景をみに行きたかったので、車で40分ほどの神社に行った。車内では恋愛の話をした。
どうやらけいいちろうに仲の良い男子2人、女子2人のグループがあるそうだ。けいいちろうと同じ野球部のエースのケントとめっちゃ可愛い、スクールカーストのトップみたいな女子で生徒会長だったももかとその親友あゆみという子がいるらしい。どうやら、けいいちろうはももかという子がすきらしい。だがももかはけいいちろうの推測だがケントのことが好きかもしれないらしく、けんとはその気持ちに気づいておらず、普通に友達として接しているらしい。そして、あゆみもけんとのことが好きらしいがこれはけいいちろうにしか言っていないらしい。このことで悩んでいるらしかったが僕は正直羨ましかった。そんな青春僕もしたかった、、
こんな話をしていると目的地の神社についた。そこは真っ暗でほんとうにゾッとするようなところだった。しかし、少し登ってみると開けたところがあり、そこからは、とても綺麗な夜景が見えた。そこには座れるような大きな岩があり、僕たちはそこに腰を下ろした。
そして、けいいちろうの恋愛の話の続きが始まった、、
どうやらけいいちろうはももかに3月のおわりに告白しようと計画しているらしい。だが、ももかとケントはふたりでドライブに行ったり、ユニバに行ったりしているらしい。けいいちろうは「きついんやけどさ、ケントはももかの気持ち気付いてないし、ケントにももか好きなことゆーて、邪魔せんといてって牽制しよかなと思っている。」と言った。僕はこんな駆け引き?が行われようとしているのにびっくりした。僕は「がんばれー」と言うしかなかった。するとけいいちろうが「ゆうと、ももかと話したことあるやろ?」と言った。僕はびっくりした。学校も違うし名前も聞いたことがない。話したことがあるはずがない。「そんなことあるわけないやん」と僕は言った。するとけんとは「髪染めに行った時の帰りやん!」といった。僕とけいいちろうは2月のおわり一緒に髪をそめに美容院にいったのだ。
僕はその時のことをじっくりと思い返してみた、、
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