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その日僕はけいいちろうと髪を染めに行った。美容院ということでとてもおしゃれな空間で緊張していた。僕は初めて髪をそめる。けいいちろうは自由登校の1月から髪を染めていた。僕は茶色、けいいちろうは暗めの赤をいれた。 「ありがとうございました。また来てください。」 と言われ、僕たちは店をでた。するとけいいちろうが「ちょっと電話してええ??」といった。僕は「いいよ」と言い、スマホをいじりだした。「もしもし」という女の子の声が聞こえた。けいいちろうはスピーカーで話してたのだ。「髪染めたよ!赤くなった。」というと「みせて、みせて」とその女の子は言った。けいいちろうはビデオに切り替えて、髪の毛を見せていた。僕はきていないラインをずっと眺めていた。するとけいいちろうが「今友達ときてるねん」と言った。「へー!その子も染めたんやー」って女の子が話していたのが聞こえた。するとけいいちろうが僕のところへき、「この子今金髪でワンオクのtakaみたいやで」って言った。僕は「へー!めっちゃええやん」と言うとスピーカーから「ありがとー!なんか声めっちゃ友達ににとるな」といっていた。 その子がももかだったのだ。特にたいした話てはいなかったので記憶がなかったがけいいちろうにきいてなっとくした。 けいいちろうはその子のことが好きなんだなーって思った。僕たちはそのあと1時間くらいくだらない話をして帰路に立った。 しかし、この日はこれで終わらない、、 なぜならすべての始まりの日だったから、、、
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