ラブソングと休息を

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「若いな〜、俺も最初はそう思ってたわ。 どうせやるなら花形の方やりたいって。」 「そうなんすよ。 …でもなんか…正論言うことに疲れちゃったんですよね。 常に正しく、外れた考えや怠惰な考えを述べてはいけないってのに時々息が詰まって…。」 「…あ〜なるほど。 お前根が真面目だからなぁ〜。 今の世の中の正義中毒に毒されたのかもな。」 「この仕事してる俺がこんなこと思っちゃいけないってのは分かってるんすけど…」 「いやいいんだよ思ったって。だから俺の方の仕事があるんじゃねえか。」 「先輩…。」
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