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森の奥の更に奥の奥に一件の大きなお屋敷がありました。
そこには何人かのサンタさんが一緒に暮らしていた。
「さてと今日も始めますか!」
「そうですね」
1人のおじいさんがそう言って外に何人かの髭のはやしたおじいさん達と一緒に準備体操をし始めた。
「おーい…今年の分も持って来たぞ!」
とそこに一匹のトナカイにソリを引かせてそのソリに乗ってやって来たのは1人の髭をはやした。おじいさんでした。
おじいさんは準備体操をしていた。おじいさん達の直ぐ近くにソリを止めた。
「今年もご苦労様…」
「いえ…今年も沢山ありますよ」
そう言ってソリから大きな白い布袋を取り出してそこに居た。サンタさん達に見せた。
「今年も沢山あるね」
「ええ…今年も準備に大忙しだな」
「ああ…けれどこれも子供達の笑顔が見たいからね」
サンタさん達は「そうだな…」と言って微笑んだ。
サンタさんの仕事の始まりはいつも夕方から始まる。
なぜ夕方からなのか?
それはサンタさんは子供達にプレゼントを贈るのはいつも皆が眠りについた。深夜だからだった。
そのためサンタさんはいつも起きる時間は遅い。
サンタさんはいつもお昼頃に起きて朝ご飯…ではなく昼御飯を食べて準備体操をしてクリスマスに備えて子供達のプレゼントの準備をするのです。
よくサンタさんはクリスマスにプレゼントを贈ること以外には何をしているのかあまり知られてはいませんが実は一年中、子供達のためにプレゼントを贈る準備をしているのです。
何せ世界中に居る沢山の子供達にプレゼントをあげるのですからサンタさんは毎日、大忙し休む暇もないわけではありません。ちゃんと休みも取っています。
休みも取らないとサンタさんも疲れてしまいますからね。
さてここでサンタのお仕事がどんな仕事なのかご紹介いたしますね。
サンタさんはクリスマス以外には子供達の欲しい物は何かクリスマスが終わった後から始まり次の年に子供達が欲しい物を調査するのです。
どうやって調査をしているのか?
それはサンタさんは子供達に気づかれないように子供達だけしか入れない小さなお店を出しているのです。
そのお店はいつも夕方に頃に開き夜になると閉まってしまうお店なんです。
お店の中には何もなくあるのはおはじきだけ…そのおはじきは子供が触ると不思議な虹の滑り台に乗って色んな世界いに子供達を連れて行ってくれるのです。
その時に子供達が欲しいプレゼントが何かがわかるのです。でもクリスマス当日までは欲しいプレゼントが変わることがあるのでお店に来た子供達にいつもビー玉を持ち帰るように言っているのです。
それを通してその子供がクリスマスに欲しい物を贈ることが出来るのです。
さて次にどうやってプレゼントを準備をしているのかというと…
始めに1人のサンタさんが小さなお店にあるものを取りに行きます。
そのあるものとは沢山の手紙です。その手紙には小さなお店に来た。子供達が欲しいプレゼントが書かれている手紙なのです。
いつ子供達が書いたか?それは小さなお店に来た子供達がおはじきに触れた瞬間サンタさん用に送る手紙が現れるのです。
今、子供達が欲しい物は何かその時にわかるのです。
その次にさっき白い布袋いっぱいに持って来ていた。サンタさんはその小さなお店から手紙を預かってプレゼントを作るサンタさん達のもとに持って来たのでした。
「さてと…始めますか!」
「ああ…」
手紙の袋を預かったサンタさんはその袋を持ってお屋敷の地下へと持って行きました。
お屋敷の地下へと行くと長いテーブルがあってその近くにプレゼント用の箱が沢山、積み重ねてありました。
サンタさんはそれぞれ手紙の束を持って行き長いテーブルの前に立った。
「ここからが大変だ…皆、無理しないようにな…」
「ああ…」
そう言ってサンタさん達はそれぞれの立ち位置について手紙を一枚ずつ取って作業台になる長いテーブルにそれぞれ目の前に置いた。
すると手紙はみるみるうちに膨らんでいき粘土の固まりになった。その粘土をサンタさん達はこね始めた。
「これが毎年、大変なんだよね」
「ああ…この粘土を透明になるまでねらないと…子供達の欲しい物にはならないからね」
「結構な重労働ですけど…子供達のためですからね」
「ええ…頑張りましょ!」
サンタさん達は「おー」と言っていき混んで粘土をねった。
え?…何で粘土がプレゼントになるかて…なります。
ただし直ぐには子供達が欲しいプレゼントにはなりません。
そもそもクリスマスでもないのにプレゼントを用しているのは世界中にいる沢山の子供達にあげるためクリスマスではない日から作り出さないとその年のクリスマスまでにプレゼントが用意、出来ないのです。
そのためサンタさん達は毎日こうやって粘土をねり続けているのです。
それに子供達が欲しいプレゼントはクリスマスになってから調べるとクリスマスには贈れない。
そのため事前に子供達が欲しい物を調べておきそれを手紙にしてから粘土に変え粘土を透明になるまで練り上げておきプレゼント用の箱に詰めるのです。
当日まで子供達の欲しいプレゼントが変わることがあるのでちゃんとした。形になるのはクリスマスの当日、子供達が箱を開けた瞬間に子供達が欲しいプレゼントになるのです。
だったら最初から粘土でいいんじゃないか?
いいえ手紙でないとプレゼントを贈ることは出来ませんからね。
手紙にした時に配達先がわかるようになっているのです。
こうして出来上がったプレゼントはクリスマスまで大事に保管しておくのです。
あ、そうそう1つ忘れていました。サンタさん達もちゃんと休みがあるんですよ。え?サンタさんは休みの日は何をしているか?
それは皆さんと一緒です。
テレビを観たりゲームをしたり寝たり本を読んだりサンタさん達も私達となんだかわりないのです。
これでサンタさんのお仕事はわかっていただけました。でしょうか?サンタさんはクリスマスだけではないことを…サンタさんも苦労しているのです。
それではお話はここまで今年もサンタさんからのプレゼント貰えるといいですね。
おしまい
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