第三話

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こっちこっち!と言われるがままにお店に入った 中はカフェのようなおしゃれな造りだった 空いている椅子に座ると美形は「どれがいい?俺はいちごのケーキがおすすめだよ!」とすすめてくるのでそれにした やつはコーヒーを頼んだ。飲んでいる姿が様になっていて写真にして売ったらどうなるんだ… 「どう?おいしい?」 「あっはい、美味しいです」 てか勧めた本人食べないんかいww するとリュックの中にいたモンブランが出てきた 「ほら」とケーキのかけらをあげると 「その鳥は?」 「俺の飼ってる鳥です。名前はモンブランと言います」 「えっモンブラン?」 「はいモンブランです」 「えーとそれは食べ物の?」 「はい食べ物です」 なんかすごいビックリされてるwwwなぜだwwwwwwwそしてモンブランめっちゃカケラにがっついてるwww 「いつ飼い始めたの?」 「うーんだいぶ小さい頃なのであんまり覚えてないですね。森で拾ったので」 「拾ったの?」 「はい、なんか脚を怪我してたので」 それからなんか懐いたんだよなぁ可愛かったなぁあの頃は 「そうなのか」 美形はコーヒーを飲んで一息ついたとばかりにふぅと息を吐く 「そういやまだ名乗ってなかったね。俺はエディ、君は?」 「俺はルナといいます。今日は助けていただいてありがとうございます。」 「ううん気にしないで」 いやぁいい人だ… 「ところで今日は王都に観光しに来たの?」 「そうですね、観光五割呼び出し五割ですねwww」 ヤベッめっちゃ観光気分だったわwww危ない危ない 「えっ?呼び出し?」 「はい、王宮から」 めちゃびっくりしながら「明日?呼び出されるの?」 「いえ、今日です」 するとガタンっと音を立てて椅子から立ち上がる美形…じゃなかったエディ 「今日!?じゃあ急がなきゃ!」 なんでこんなとこでのんびりしてるの〜と俺の手を掴んだ。 エディはお金を店員さんに渡してさっさと俺を連れて店を出る ああケーキがぁ〜(;ω;) エディが俺の手を握って走るので俺も走る 「ちょっまってww速い速いwwwこけるw」 「待たせてるだろうから速く行ったほうがいいよ!」 お、おう…(・Д・)
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