第三話

10/13
前へ
/141ページ
次へ
「まぁいい、そんなことよりイルが待ってる」 ついて来いとエルフは言うと先に歩き出す 人の話聞いてます…?(^-^) しょうがないので後をついて行くとある部屋の前で止まった。 エルフはドアをノックして連れて参りましたと言うと向こうから入れと帰ってきた。 失礼しますと扉を開けるとソファにはイルが座っていた。 そして部屋の奥の中央にダンディなおじ様がどかっと椅子に座っている。 「陛下、お待たせして申し訳ありません。」 お前も頭を下げろとばかりに頭を無理矢理エルフによって下げさせられた。 って…陛下!?国王様!? おまっ国王様いるって先に言っとけー!! ビックリしただろーが!:(;゙゚'ω゚'): 「よいよい、其方たちも空いてるところに座るといい」 あ!なんかいい人そう!?良かったのか!? 促されたのでエルフについて行って一緒に座った なぜかエルフとイルにじっと見られた え…ガチなんで?なんも粗相してないよね? 俺は怖かったので先程知り合ったばかりのこのエルフについて行っただけですが何か??? 「よし、いきなりだが本題に入ろう」 本題?魔王討伐のことか? 「これから其方たちに魔王討伐に行ってもらう訳だが、そのことには感謝を申す」 「そして、勇者イルよ本当に他に欲しいものや必要な物はないのか?」 「ええ、必要なのは揃いました。ありがとうございます」 「よいよい、2人は何かないのか?」 うええええ!?∑(゚Д゚)いやいやなんか図々しいし粗相な気がするからそんな… 欲しいものなんて言う勇気ねーわ! 「私は大丈夫です」 「わ…私もダイジョウブデス」 ああ…やべ…カタコトになっちまった( ;∀;) 「そうか…無事を祈ろう」 そして失礼して部屋を出た うあああああああめちゃめちゃ緊張したぁぁぁぁぁぉぁー!_:(´ཀ`」 ∠):
/141ページ

最初のコメントを投稿しよう!

97人が本棚に入れています
本棚に追加