第四話

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第四話

数時間前ー 領主に挨拶に行ったらまさかの留守だった。 「え、どうする?観光してる?」 「何言ってんだ、待つに決まってる」 (´ω`) 「ダメなものはダメだ。まずは挨拶だ。」 「わかったよ〜」 「よろしければ領主様が帰られましたら手紙を飛ばしましょうか?」 「え、いいんですか?」 「はい、それにもしかすると帰ってこられるのが遅くなるかもしれませんし…」 手紙を飛ばすとは前にイルが俺の所に手紙を飛ばしたのと同じである。 つか、やった〜観光!万歳! 「でしたら…お言葉に甘えて…」アルは申し訳なさそうに言った。 なんかアルって責任を負いやすそうなタイプだなぁ。 それに比べて俺はノーテンキで真反対の性格だなwww ということで市場を回ると主に魚が並んでいた。 「これ、すごい目玉飛び出てね?」 エグいwwwデメキンみたいに飛び出てるwww 「お?どうだい!マタキだよ!」 「ヘェ〜」 捌き方とかしらねぇ〜www 「やっぱり、魚を売ってる店が少し減ってる気がする、代わりなのか果物の店が増えたか?」 「え〜少しだろ?気のせいだって〜」 やだぁ〜とおばちゃんみたいに口元を手で隠して、もう片方の手を振った。 なんかめちゃくちゃアルは怪訝な顔をした。 あれ…ウケなかったwww 「次漁港の方行ってみようぜ〜」 「そうだな…気になるし」 深く考えすぎだってアルは〜も〜wwwww 漁港に行くとアルはさらに怪訝な顔をして、イルもおかしいな…とか言い始めた。 え?変なの?ヤベェ全然わかんねぇwww 「変だよ、いつもだったら何隻か船が出ているはずた、なのに今は一、二隻しか出ていない」 「朝のうちに行ったとかじゃなくて?」 「その可能性もあるよな…でも気になるからもうちょっとみて回るか?」 「おっけー、じゃあ俺あっちの方で海に浸ってくるわ」 「「は?」」 行こうとしたら待て待てと、止められた。 「浸るとか正気か?溺れても知らねーぞ?」 「だーいじょうぶだってwww足だけだからwww心配しすぎwww」 イルは「なんだ…足か…」とかホッとしてるようだがアルは「本当か?お前ちんちくりんだし、波に攫われるんじゃね」とか物騒なことを言ってくれる。 「おいおいwちんちくりんってwwてか波にとかwww流石にそれはねーわwww」
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