第四話

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イルとアルは漁師の方に、俺は砂浜の方に行った。 うぉぉぉぉぉぉおお!海だあああああああああ‼︎ なんて束の間だった ルンルンしてたらなんと岩の方で人が倒れていた。 え?ガチ?ちょっ…ちょぉー!? 岩の方に俺は全力でかけた。 「えっ!?大丈夫ですか?意識ありますか!?」 「う…ん…」 あ!意識あるっぽい!呼吸も浅いけどしてる… 「ちょっ…!誰かー‼︎!あっ、モンブラン!イルたち呼んできて!」 「ピィ!」 「ちょっと失礼しますね!」 なんとか回復体位をとったら倒れてた男はゲホゲホと海水と吐瀉物を吐いた。 「わわっ掻き出さなきゃ…」 すると向こうから声がした。 「ルナ‼︎どうしたんだ!?」 「それがさぁー誰か倒れてた〜!」 おーいと俺は立ち上がると脚を何かに掴まれた。 「えっ?」 ドサッ「グフォ」ちょっ…www誰だこら!倒れた衝撃で膝と肘打ったでしょーが!w岩って痛いかんな!?かなり!www 脚を見ると白い手が掴んでいた。 一瞬俺は硬直した。えっ… 「ぎゃー!!ホラー!!!ちょっ無理無理」 ズルズルと海の方へ引きずられる。 えっ!?何このいきなりのホラー展開!?こわいこわいwww 「ルナ!」 「イル!」 手を伸ばしたが届かなかった。俺は一気に海に引きずられてドボンだ。 そして俺は攫われた。 お分かりいただけただろうか。
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