第二話

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カイル王子は馬から華麗に降りるとイルの方に駆け寄ってきた 「君が割ったのかい?」 「はい」 「君の名は?」 「イルといいます」 ウォォォォ(・∀・)王子めちゃくちゃキラキラしてる…目が焼けそう 王子とイルは店前で立ち話もなんだと村長に言われ、村長の家の客室に行った イルが勇者かぁ〜フラグ立てるもんじゃねーなwwほんとに勇者になっちまったw あれ?じゃあこれから俺は寂しくなるのか?ww なんてことを考えながら家に入り、薪を暖炉にくべた 「つーか今日のお礼いつすればいいんだ?」 いや、イルは勇者になるんだからそれどころじゃないよなwww イルがんば♪(´ε` )とか思いながらシチューを作っていると ガタン、ドンドンッと扉を叩く音がした おいおいw今日は扉を叩くバーゲンセールかよwwww しゃーないなーとダラダラ店の扉を開けに行き、鍵を開けた 「はーい、どちらさm」 「おい!すぐに開けろよ!」 (・Д・) 扉の前にはなんか知らないがめちゃくちゃ焦った顔をしたイルがいた 「えっどしたんww王子様は?wwww話終わったのか?w」 ああ…と俺から目を逸らし「…魔王退治に行ってくれと言われた、王命だから逆らうことはできない」 「だよなぁ〜まぁがんばれ\(^-^ )お前ならできるって!ほら褒美とか豪華そう」 なんてうなだれてるイルの肩を叩いて励ましたら 「倒したら褒美はなんでもくれるそうだ」 だよなぁー!ロマンだわ…うらやま 「けど俺は褒美よりお前と一緒にいたい」 ( ゚д゚) な…なんて友達思いなんだこいつ!普段お前には迷惑かけてばかりなのに… 「お…おれはなんていいやつを友達に持ったんだ…(;ω;)褒美よりおれって…もうその言葉だけで十分だ!生きて帰ってこいよ!」 待ってるからな!なんて涙ぐんだら イルはものすごく呆れた顔をした え…何その顔…ここって走れメロスのメロスが立ち去るシーンみたいに互いに信頼し合って涙ぐむシーンじゃないの? あ、そうかイルは泣くとか柄じゃないかww 「お前も一緒に来てくれ」
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