第二話

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「ちょっと!ルナ!」 今度は同い年の宿屋の娘のリナがきた 「リナおはよう」 「おはようじゃないわよ!イルもう行っちゃったわよ!?挨拶もしないでなにしてたのよ!?」 「あーイルやっぱもう行っちゃったのかぁ」 「ちょっと!これが最後かもしれないのになにそんなのんびりしてんのよ!親友でしょ!?」 リナはめちゃめちゃ怒ってる そりゃもう激おこだ、今にもツノが頭から出そうな勢いだ 「そっか、もしかするとこれが最後かもしれないのか…」 だったら頑張って早起きしとくんだった…いや俺には無理だわww 「もう!なにやってんのよ!今気づいても遅いのよ!?」 もう!とリナは俺に蹴りを入れた 尻に (*`へ´*)ぷんぷんしながらリナは行ってしまった リナのそういう心配してくれてるとこ何気に好きなんだよな〜 イルのこと好きなのにいつも俺の心配をしてくれる でも暴力反対 店に入り煎じたカスをとった薬草をティーポットに入れ沸かした ぼけ〜と椅子に座った あ、昨日取った薬草干してねぇwww めんどいな〜と思いなかなか尻が椅子から離れない 頭の上でモンブランがピーピー鳴いてる ぼけっとしてたらグツグツ沸いたみたいだ フッ 立つのがめんどいので腰に刺してた杖を使って火を消した カウンターの上でうつ伏せになった 「やばい…このままでは寝てしまう…それはダm…(-_-)zzz」 日は上に傾き、お昼になった頃 すると窓をパリンと割って何かが俺の頭に当たった おい!睡眠妨害だぞ!誰だ石投げたやつはコノヤロー! と、石だと思った物を手に持つと ん?なんだ手紙? そこには赤い印で閉じられた手紙だった 宛名を確認するとイルからだった 「えっ早くねwww」 あのわがままは通ったのか? ピリッと紙を破き中を見てみると一枚の紙 ルナへ よく眠れたか?朝は起きれたか? 俺は今王都の宿屋にいる また俺はこれを書いたら王宮に戻らなければいけない いろいろとやることがあるみたいだ さっき国王陛下に会った その際に昨日のことを要請した 勇者の頼みならと無事了承を得た 「まじかよwww勇者すげーなwwww」 だからお前も明日王宮に来て欲しい (・Д・)マジスカ 明日の朝馬車が来る 早めに起きろよ PS、馬車は早いから舌を噛まないよう気を付けろよ で手紙は終わっていた 「マジすかー」 イルさんよ急すぎだ全部、俺の頭いかれちまう
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