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 露天風呂付きの離れに通されると夕食まで時間があったので、まずはお風呂に入ることにした。  当然のように後ろから抱くように一緒に入る。  それだけで済むわけもなく、胸をやわやわと揉む海斗さん。なすがままの私。  抑えようとしても抑えきれない嬌声をあげていた私は、すっかり逆上せてしまい、海斗さんにお姫様抱っこされて、ベッドに横たえられても動けない。  そのまま海斗さんにのしかかられ、愛撫され、海斗さんを簡単に受け入れていく。 「愛莉。すっかり俺の形を覚えたな。」  海斗さんがイくまでに自分が何度もイッてしまい、身体はガクガクになった。  海斗さんが初めてじゃないが、大学時代に付き合った彼氏とは、あまり気持ちよくなかったセックスを避けていたら、振られたから、海斗さんとする事が信じられないくらいに気持ち良かったのと同時に手放されたくない気持ちも彼とする事に溺れてしまう理由だったかもしれない。  結局、温泉に入り、ご馳走を食べたのと場所がマンションじゃなかっただけで、観光をする事もなくいつもと同じような週末になっていた。
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