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確かに昨夜、話が盛り上がって来たあたりから、割とぞんざいな言葉遣いに変わっていたような気がするけど、ここまではっきりイタすとか言われると、こちらも返答に困る。
しかも外はすっかり明るくなっていて、そんな雰囲気に浸れない。
「とにかく理解は出来たな。」
そう言って海斗さんは、私の上に身体をずらして、胸の頂を口に含んだ。
「ちょ、ちょっと待って、部長。」
「海斗!最中に肩書きで呼ぶな。」
「海斗さ…ん、や、ん…あ…」
私は昨夜どんな事をされたのか、覚えていないが、すっかり海斗さんに慣れさせられていたようで、すぐに身体の芯が熱くなってくる。
海斗さんの指が入って来て、ナカを捏ねくり回されると簡単にイってしまい、海斗さん自身をすぐに受け入れられるようになっていた。
「反応がいいな。愛莉、挿れるぞ。」
「ん…あ…あん…」
「きっつい。あんまり締めるな。」
そう言われても、無意識だからどうしていいか、わからない。
海斗さんがゆっくりと抽送し出すと、もう気持ち良さに身を任せるだけだった。
「あっ、あ、あ、あー」
「っく…」
海斗さんがゴムごしに精を吐き出したと同時に私も目の前が真っ白になってイッていた。
「愛莉…お前の中、気持ち良かった。」
私の髪を撫でながら、隣に寝転ぶ海斗さん。彼女になったとは言っていたけど、朝、起きてから一度も「好き」とか言ってもらえてないのが、ちょっとだけ寂しかった。
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