無くした幸せ

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ある小さな国のお姫様に悲劇が起こりました。 最愛の父を亡くしてしまったのです。 それからというもの お姫様は、心を無くしてしまいました。 この感じはわたしではないと思いながら… 時に父のことを思い出しては心の中で泣いていました。 そしてある日 父の言葉を思い出しました 「幸せはね。ほんの小さなものなんだよ どれだけお金があっても変えることの出来ない幸せ それが、人を変えるんだよ お前も分かるときが来るだろう」 「お父さん」 お姫様は父の残した言葉はわたしに残してくれた言葉 お姫様は 自分との約束をしました 幸せになります。 それから… お姫様に変化が起きました。 民からの優しい言葉を聞けるようになりました。 夜になると 父に報告しました 毎日毎日 すると、お姫様は、いつのまにか父のことを忘れていました ある日 「幸せだね。よかった」 かすかに父の言葉が聞こえてきました お姫様は にっこり笑い お父様ありがとう… 幸せです
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