1人が本棚に入れています
本棚に追加
亡くなったあと
父が亡くなった
亡くなる前に亡くなりそうな父を見たときに
胸が苦しくなり大声で泣いた車の中で
父が家に帰ってきた
なぜか顔を見れなかった
怖くて
棺桶に入った父
まだ生きてる気がした
葬式
父の花束を胸に抱いたとき
泣いた
父は亡くなったと…
そのころか
わたしは変わってしまった
何も感じない
無表情
2日目
何をしても
病気がわるくなり
頓服薬を飲むのがかかせない
そして
1週間が過ぎ
父との思い出にひたる
わたしの気持ちを小説に書く
ファンタジーの中で
書いてるときが熱中してるとき
父を忘れる
疲れが抜けきれない
何かがポッカリと空いた感じだ
カラダも心も痛みがある
よく友達とか話せば楽になるとか
気持ちを話せば気が楽に
などと
よく聞くが…
自分が自分ではないのに
まともに友達と話しが出来るだろうか?
かえってありがた迷惑ではないだろうか?
そんなことを考えながら
1日が過ぎていく
誰でも歳をとればくる
親の死
けど…
ここまでうちのめされてしまうとは
自分でも思いもしなかった
かつて
妹を亡くしたとき
大分前だが…
ここまでひどかっただろうか?
何か日記でも書いていたら
分かったかもしれない
覚えているのは
喪失感だけ
わたしは
わたしであって
わたしではない
ような感じだ
最初のコメントを投稿しよう!