その後

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その後

意欲がない 何かを必死にやっていれば 忘れられるとか 行動を起こしたところ その後には だるさと痛みがある もし出来るとしたら 最低限人として 出来ることをしているだけのほうが 気持ちにも楽になれる気がする いわゆる ボーッとする 動かない 穏やかな音楽を聴くくらい 時間が過ぎるのを待つばかり 時がわたしを戻してくれるのかもしれない ある日 2日ばかり泣きあかしていたことに気がつく 夜になると 何かしらキッカケに 映画のフレーズだったり ふと父を思い出したり でも泣くことで 浄化しているかもしれないし それと同時に気も落ちる けど 自分の思い通りには動けるけど 痛い目にも会う まるで1日がストーリーのように 去っていく 空の曇 木々 落ち葉の中を歩く ことで わたしの心も落ち着く いまは自分を癒すことで精一杯です 自分のことしか考えられない 側に家族もいるのに 子どもに寄り添い ただそれだけでも わたしには救いでもある 誰もいない訳でもなく 誰かは側にいる 自然も側にいる まだ恵まれている もう少し自分は自分でいよう 人には振り回されたくない 嫌なら離れる 自分の空間に嫌なことは入れたくない 感覚が研ぎ澄まされると 何となく嫌な感じも避けて通っている わたしは 人にとても敏感だ 嫌な人に触れられるのをとても避けたい 人はオーラがあるのを何かで読んだことがある 人のまわりに包みこむようにあるもの わたしには 近くに来ると分かる どんよりした空気 負の感情の固まりのような空気 ねっとりしたような空気 大人の人に多く 子どもにはほとんど感じられない いまはかなり気が落ち込んでいるから 子どもに触れたり 自然に触れたりすると かなり癒される 大人ではわたしがよどんでいく 悲しみが深ければ深いほど ひかりを求めたくなる けど… わたしのこころは深いところにある 深いところから上がることをしているはずが… 遠回りしているような気がする 藻掻けば藻掻くほど 上手くはいかない もうあきらめたほうが すんなり上にいくような気もしてくる 1日が長く 一瞬が短く 自分の気持ちに正直に まっすぐ生きている感じもする 普段のわたしとは違うわたし でもわたしの一部なのだ 長い日々もやがては消え去る そう思いながらいまを生きる わたしの好きな映画にも いまを生きる というタイトルの映画がある アメリカの昔の映画 悲しくて切ない けど… 何か意味がある 何かを訴えかけている そんな映画 わたしの毎日にも 何かに気がつくように 訴えかけているようにも思える まるで 天使がわたしに気がついて というそんな… わたしは1人ではない 1人なような気もするけど 見ている天使も神様も この深い悲しみから 何かしら掴めるような気もしてきた わたしがわたしで生きていく いまを生きる だから わたしは生きている 自分を苦しめるのをやめる 父もそう願っているのではないだろうか もうわたしのために泣くなと… 一歩踏み出せ わたしはその一歩が踏み出せなかった 踏み出したくなかったのでは わたしは… 答えが出せなかった まだ…
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