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「まぁどうせバレたなら、クビでしょ。いいわよ、もうどうでも。」
パシッ
あまりに腹が立って香澄ちゃんの頰を叩いていた。
「な、何すんのよ⁈」
「他人に迷惑かけたら、ごめんなさいでしょ。自分が、うまくいかないからって他人の物を壊して、バレたらクビにすればいい?勝手な事を言うんじゃないわよ。香澄ちゃんは、ただでやめさせてなんてあげないからっ。覚悟しなさいよね。」
頰を押さえながら、呆然としている香澄ちゃんを残して私は店を出た。
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