結婚&双子の顔面偏差値!?

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「お子さん2人供元気に動いていますね。特に右側の子とか」 「本当ですか。あの……性別とか分かりますか?」 「そうですねぇ~これ分かりますか?  左側の子は、完全に男の子ですね。 左側は、少し隠れていますが女の子だと思います」  エコーを見ながら説明をしてくれた。 男の子と女の子……!? まぁ、男女の双子とは、また凄い。あ、なら……。 「あの、顔面は?顔面偏差値は、どのぐらいですか!?」 「顔面偏差値……ですか?」 「あ、いえ。なんでもありません……フフッ」  しまった、つい気になって聞いてしまった。 私は、慌てて笑って誤魔化した。  いけない、いけない。 しかし、男女の双子か……。 女の子は、可愛い子だといいな。  男の子は……絶対にイケメン希望。 そうしたら芸能界に入れて……イケメン俳優?  アイドルも悪くないわね。 相田君の後輩になったりして……キャアッー!!  妄想しただけでも何とも輝かしい未来だろうか。 「大丈夫ですか?不知火さん」 「あ、いえ、大丈夫です。すみません」  いけない。また妄想の世界に入ってしまったわ。 気をつけようと思うのに……イケメンの単語を考えただけでもついやってしまう。  イケメン中毒だな……自分は。  それよりもこの事を早く課長に話したい。 どんな風に喜んでくれるかしら?  そう考えただけでも顔がニヤけそうだった……。  そして診察が終わると自宅に帰り課長の帰りを待つ。 そして帰宅した課長に早速話した。  すると驚きながらも嬉しそうな表情をしてくれた。 「ほう。男女か……」 「はい。課ちょ……誠さんは、どう思います? 私は、嬉しくて」  課長は、寝室に入ると背広を脱ぐとネクタイを緩めた。 私は、背広を受け取るとクローゼットに掛ける。  課長は、ワイシャツのボタンを外す。
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